北漢山(プッカンサン)国立公園

 住所:ソウル市江北区

 

現地アクセス
 道峰地区: 地下鉄1号線「道峰山駅」1番出口から出て、徒歩10分所要。または1号線道峰駅下車後、2番出口前から141番バスを利用。(5分間隔運行、10分所要)
北漢山城: 地下鉄3号線「旧把発駅」1番出口前から704番バスを利用、北漢山城入口停留所で下車。(10分間隔配車、20分所要)牛耳地区: 地下鉄4号線「水踰駅」4番出口から市内バス130番、1217番バスを利用、牛耳洞道仙寺入口で下車(10分間隔運行)
 ソウルの北側に位置する北漢山国立公園は、1983年に国立公園に指定され、四季折々の景色がとても美しいところ。北漢山とは北側にある大きな山という意味で、三角山、負児岳とも呼ばれています。
全体の広さは78.45kmで、6つの区と京畿道にわたって広がっています。高くそびえ立つ岩峰やその谷間を流れる数10ヶ所の澄んだ渓谷や836.5mの白雲峰をはじめ様々な峰があり、岩峰や木々など、約1300種の動植物が生息しています。特に世界的に有名な岩壁山の仁寿峰は、200mを超える高さを誇っており、コースも約100ヵ所。白雲峰の頂上からは、雲の上からソウルや漢江の一望することができます。
文化遺産も多く存在しており、峰にある真興王の巡狩碑をはじめ北漢山の尾根に沿って建造された北漢山城、名勝元暁大師が建てた祥雲寺など、多くの寺院が山の中に位置しています。中でも北漢山城は、外敵の侵入を防ぐために建てられた約8500mの城郭からなり、朝鮮時代を代表的する山城の城郭。特に北漢山城から眺める秋の景色は最高。また北漢山を代表する文化遺跡である寺院の中でも峰東側に位置する僧伽寺は、高さ5mの岩壁に彫刻された釈迦如来・磨崖仏が有名で、文殊峰の中腹に位置する文殊寺は、文殊洞窟の天井から落ちる天然水で有名。
春には花々が咲き誇り、夏には青々と茂った森や渓谷で涼むことができ、渓谷に沿って歩く渓谷コースの登山は、夏の登山には最高のコース。秋は北漢山城の遺跡地を巡る散策、冬も雪に覆われた景色が美しく、行楽客でにぎわいます。
北漢山国立公園は「単位面積当たり、もっとも多くの観光客が訪れる国立公園」としてギネスブックにも記録されており、週末になれば首都圏の市民が多く訪れています。北漢山登山の初心者には、最も広い道路で登山が比較的楽な一般道路で登るコースがお勧め。しかし、一般道路は山中腹まで位置している食堂や商店の車が休まずに通る道となっているので、渓谷を通るコースで山々や渓谷の景色を楽しみながら登りましょう。
お問い合わせ:北漢山国立公園 管理事務所 +82-2-909-0497〜8 (韓国語・英語)
ホームページhttp://www.npa.or.kr/pukan/(韓国語/英語)
入場料
19歳以上 1,600ウォン(1,400ウォン)
13~18歳 600ウォン(500ウォン)
7~12歳 300ウォン(250ウォン)
*カッコ内は30人以上の団体料金
*6歳以下,65歳以上は無料
観覧時間:日の出2時間前より日没まで。(券買所の営業時間外には入場料を払わなくてもよい)
券買所営業時間:平日 7:30〜18:00/休日 7:00〜18:00
休日:年中無休